自己破産を検討している人にとって、自己破産が家族に与える影響は何があるのかは大きな懸念点になるかと思います。
この記事では、実際にどのような影響がでるのかについてご紹介します。

自己破産で影響を受ける人は?

以下の3点に当てはまる家族に対して、大なり小なり影響を与えてしまう事があります。

  • 同居する家族
  • 連帯保証人(保証人)になってもらっている家族
  • 共有名義を持っている家族

また、同居する家族には事前に相談し、理解してもらった上で行わないと、家族関係の不和や離婚などの家庭崩壊につながりかねません。

同居する家族への影響は?


自己破産では持ち家や車など財産を没収されます。そのため、引っ越しを余儀なくされたり、車がないなど不便な生活を強ることになったりします。
家族全体に与える影響は微々たるものから、大きいものもあります。その為、事前の説明や家族間の協力が重要になるのです。
ですが持ち家に関しては、完全に手放さないような事前対策もきちんとありますので、弁護士や司法書士に相談ください。

連帯保証人(保証人)になってもらっている家族への影響は?

身内内で連帯保証人を設定している場合、借主が自己破産をしても、その連帯保証人までの免責にはなりませんので、連帯保証人になっている家族に督促がいくことになります。

もし、連帯保証人も借金を支払うことができない場合は、主債務者とともに自己破産などの債務整理手続を検討していかざるを得なくなります。

共有名義を持っている家族への影響は?

共有者にも多大な影響があります。最悪の場合、名義人である家族も自己破産に追い込まれてしまうことがあります。

自己破産していると、所有する不動産は競売にかけられるのを避けられません。ただ競売になる前に「任意売却」をしたり、共有者である家族が破産した方の持分を買い取ったりすれば、家を残すことも可能です。

子供への影響は?

子供の学資保険は、子供名義であったとしても未成年だった場合、支払っているのは親となるので解約することになります。学資保険の解約金は、返済の一部に充てられる事になります。
ですが、解約返戻金が20万円以下だった場合は、手元に残すことが可能です。

奨学金を子供が受け取る場合、連帯保証人が必要になります。しかし自己破産をした親は連帯保証人になる事は出来ませんので、自己破産をしていない親や身内に保証人を頼む事になります。機関保証制度を利用する手もあります。
親が自己破産したからといって、子供が奨学金を受け取れなくなってしまう、ということはありませんので安心してください。

子供はクレジットカードを作ったりする事も可能ですし、就職や結婚に関しても親がカミングアウトしない限りは特に悪影響はないです。

まとめ

自己破産では、家族への影響を避けることができません。自己破産をすることで起こる環境の変化等で家族関係が悪化するケースもあり得ます。

大切なのは、しっかり説明をし、家族も納得した上で自己破産することです。借金がなくなり不安も減るため、家族関係はきっと今よりよいものに向かうはずです。ただし、説明の仕方やその後の対応もとても重要になります。自己破産に少しでも不安や疑問がある方は、家族に相談する前にまず弁護士・司法書士にご相談してみて下さい。なお、宇都宮では弁護士による借金の無料相談を受け付けております。